あなたがいるならそれでいい

AAA末吉秀太くんのファンです

双眼鏡と秀太くんと私

6/17.18WOG広島公演に参加してきました。

 

AAAの過去のライブで1番と言っていいほど楽しくて、言葉に出来ないくらい最高で、心から生きていてよかったと思える2日間でした。

 

レポはのちほど更新しますが、その前に書いておきたいこと。若干ネタバレありますご注意下さい。

 

 

ライブとは好きな人を見るため、生歌を聞くため、生ダンスを見るために皆さん足を運んでいるだけでなく、ストレス発散という目的の方も結構いると思います。唯一何年も通っているコブクロのライブでは「日頃のストレスを全部持ってきたかーー!」「いえーーーい!!」「発散する準備は出来てるかーー!」「いえーーーい!!」という流れが結構ある。

私はあまりストレス発散を意識してはいませんが、自然に発散されてるというか、ライブ後はなにされても許せるくらいに心に余裕が出来て体の芯がスッと軽くなります。(ただし外側は疲れで重い)

ただ逆に好きな人が見えない時はライブ中唯一ストレスを感じてしまいます。

もうはなから姿が見えないなんてありえないし、そこそこ席が良くても表情や細かい衣装は見えない。私は秀太くんの全てをできる限り見たい。ずっと秀太くんだけを映してくれるモニターがあればストレスフリーなのに。せめてマルチアングルDVD出してくれませんかエイベックスさん....泣

もうアリーナの最前列付近に入るしかないですが、当たり前にそんな簡単なことではありません。

 これからAAAはきっとドームがメインになっていくのに、今からこんな心から楽しめてなくていいのか私...と頭を抱えたのは今年のUSJライブの時でした。

ブロックも番号も悪かった中、案外視界は良好で姿形は見えたのですが表情どころかどんな動きしてるのかすら良く見えない。あそこにいるなって程度。

USJライブ自体は楽しかったんですがモニターもないしライブに行ったという感覚がありませんでした。同じ空気を吸ってるだけで幸せ♡なんて考えはとうの昔に忘れた欲深い自分。

多分これからこんなことが増えるんだよなあ、去年のドームはほとんどモニター見てたもんなあ、これからずっとそうなのか辛い、となった時に双眼鏡を買おう!と思い立ちました。

元電気屋店員のくせに双眼鏡の取り扱いもなかったし全く無知な私は必死にネットで調べ、3回ほど電気屋さんに足を運び1ヶ月ほど悩みに悩んでようやく購入。

その双眼鏡デビューが6/17.18WOG広島公演。

初日はスタンドステージサイドの6列目、2日目はメインステ近くのスタンド最前。

ステージサイド初めて入ったんですが結構ギリギリまでメンバー来てくれるし普通に近いしステージ良く見えるしかなりよかった。ただ、ほぼ後ろ姿だしモニターは全く見えませんがw座席近くに小さなテレビがあるものの映してくれない時があるんです。2日目に、こんなことになってたのか!と感激したことが多々ありました。数回入るなら全然有りだと思いますが1回限りならやめた方がいいです。

そんなステージサイド席で開演前にしっかりピントを合わせ、うちわはズボンにぶっ刺し右手にペンライトを持って準備万端でソワソワしながら開演を待ち、いざ始まると秀太くんは私の席の反対側一番端で登場しました。やっぱあっち側かーと思いながら双眼鏡を覗くと、まーー見える見える!!!!秀太くんのこの世のものとは思えないほどの綺麗なお顔がすぐ近くな上にハッッッキリ見えます!!!!!数回ベランダに出て観察の練習をし凄さは体験していたはずなのに感動を通り越して腰抜かしそうになりました。

なんというアイテムを手に入れてしまったんだ.....もう抜け出せるはずがありません一瞬で虜です。双眼鏡開発した人に金一封包みたい.....

興奮しすぎて手がしばらく震えていたので最初は結構手こずりましたが、2日目になると秀太くんパートでは双眼鏡を外しモニターを見るというテクニックまで習得しました。そしてモニター見る以外はずっとひたすら秀太くんを眺め続けました。秀太くんが出てる時他のメンバーこれっぽっちも見ていないため次に更新する予定のWOGレポは他メンバーの話はほぼゼロになる。多分。

あと、一番感動したのはムビステでバクステ方面へ行った時。遠くなったはずなのに双眼鏡越しだと全く遠くない。本当すぐそこ。目の前。メインステにいるのを見るより500倍は感激した。友達に覗かせると、は???何これやばいやんと私と同じくらい興奮してました。遠くを見た方が良さがわかるなんて双眼鏡ってすごい...

こうして双眼鏡デビューは最高以外に言葉がないほど華々しく終わりました。ただ今回はアリーナ規模な上に席がすごくよかったので、ドームやスタンド上段ではまだどうかわかりません。少しでも手ブレを抑えたくて8倍のものを買ったのでもしかしたらあまり役に立たないかもしれませんが、絶対にあっても損はないはず。というか今回で今後絶対なくてはならないものになりました。むしろなんで今まで持ってなかったのか謎。

双眼鏡は1人のメンバーを見るのはすっっっっごくオススメなのでそういう方は絶対に今すぐ買ってほしい。

メンバーみんな好きだから満遍なく見たいって人には向いてないかと思いましたが初日にメンバーみんな好きな友達も一瞬私のを覗いただけで欲しい!と電気屋に駆け込み私と同じ双眼鏡を購入し、2日目に使用したところ同じように感動してました。にっしー推しなのでにっしーを見つつ、他のメンバーを見るという使い方で大満足だったそうです。なので特別1人を推してるわけではない方にも自信を持ってお勧めします。

少し残念に思うのはノリノリの曲でもなかなかノレないこと。今までの私は左手にうちわ(もちろん胸の上)右手にペンライトでノリノリの曲や振り付けがわかる曲は踊りまくりワーワー言っているのが基本スタイルだったのですが、双眼鏡を覗きながら踊り、ペンライトを振り回すのは不可能でした。そこは双眼鏡を外して今まで通りにすればいいだけなんですが、ノリノリの秀太くんってめっっっっっちゃくちゃかっこいいんですよ....ようやくしっかり顔が見えるようになったのにどうしてもこの双眼鏡を外すなんてできなかった。多分本人たちから見てもいい気はしないんだろうなあ。しかしそれはもう仕方ない!諦めるしかない!ってことで瞬時に諦めました。秀太くんごめんねクラップすらできない私を許してください...

重いやら荷物増えるやら他メン見えないやら振り返れば色々ありますが、私にはもうなくてはならないものです。ほとんどが遠征で出来ればキャリーを使いたくない人なので防振は悩んだ挙句やめましたが、これはいつか買ってしまう予感しかしない...今のところは今の相棒で大満足なので大切に扱っていこうと思います。これからもよろしくな相棒!ってことで双眼鏡の説明はゼロでただの感想をお伝えしましたw

 

 

そして今回ステージサイド、スタンド最前という最高な座席でWOG広島公演に入った私ですが、実は入るまで出来ればいい席には入りたくないと思っていました。それはファンサに期待してしまうから。

去年APTで1階6列目メンバーが通る通路横という過去最高の席が自分名義で当たりましてこれは大変だとヘアセットに行き、頭には年甲斐もなくピンク色の花を付け、腕にはリスバンやらシュシュやらありったけのピンクグッズをはめ、秀太くん愛用中のコロンを自分に振りまき、左手でうちわの柄が折れるほどのパワーで握りしめ、右手のペンライトはずっとピンク色。ライブ中は誰が近くに来ようと秀太くんから目を離さなかった。今思うとあの時の私はきっと周りから見たら怖かったと思う。そこまで気合十分なのは全てファンサが欲しいから。手を伸ばさなくても触れる距離に来ることはわかっていたけど触れたいわけじゃない、ただ見て欲しい、手を振って欲しい、秀太くんが大好きだということをわかってほしい、本当にできるなら頭ポンポンして欲しい(痛い)最後のは友人にバカにされましたが本気であるんじゃないかと思ってました(本当に痛い)。それほどに近くに来るんです。こんなチャンスもう一生ありえない。自分の持てる全てを出してAPTに挑みました。

ライブ中、私の隣にいた友人は私越しににっしーとハイタッチをしたんです。すごいですよね本当にすごい。一緒にキャーキャー言っていると後ろから秀太くんが来ていたのに反応が遅れてしまった。一応名前を呼びましたが目が合うどころかチラリと見ることもなく振り返るはずもなく、私の一つ前の列の女の子の肩を抱き、最前列の女の子の頭をポンポンしてステージに上がりました。

まだチャンスはあるかもしれない!とその時は立ち直りましたがその後何もなく、秀太くんが隣の通路を通ることもなく終演。これはもう、あまりにもショックでした。多分ずっと私の目には涙が溜まってた。私がされたかった頭ポンポンされた女の子はリバうちわで秀太くんの裏には日高さんの名前が書いてありました。(その前からリバうちわが死ぬほど嫌い)

ライブ後は友人と居酒屋で飲むのが定番なんですが、いつもなら幸せだと言いながら飲んでいるビールの味がわからないほどにどん底まで落ち込んでいる私。友人にすごく気を遣わせてしまいました。きっとにっしーとのことを話したかったと思うんです。なのに私のせいで空気は重く、喜びを共感してあげられない自分に腹が立って仕方ないのにどうしてもその時は笑顔でいられなかった。最低ですよね。友よ、改めてごめんなさい。

こうして過去最高の座席は過去最悪の思い出となりました。

この事があってからしばらく引きずり、ずっとうじうじしていました。忘れたいのに頭から離れてくれない、秀太くんを見るたびに思い出して辛くなる。しかしその後のライブではなかなか良席にめぐり合えず、なんかもうそれで良くない?と思いはじめました。席がいいとファンサに期待してしまう、だからもう私スタンド上段でいいやドームの3階席も喜んで入る、アリーナの埋もれなんて贅沢だ。こっちから良く見えるけど向こうから見えない席とかないかなとなんと開き直りだしました。どうやっても期待するからもうこんな席では見てもらえない、そんな席で十分だと思い出したんです。

それほどに、深く深く落ち込みました。

欲がありすぎるのはわかっているんです。なんでそんなにファンサが欲しいのか。そんな自分が嫌で嫌でたまらなかった。だから今回スタンド最前だったよと友人に言われた時、なんとも微妙な気持ちになりました。一瞬にしてAPTのことがフラッシュバックし、嬉しいのにまたあんな思いをするかもしれないと思うと怖かった。でも近くで秀太くんが見れる現状を喜ばないはずがない。

嬉しいんですすごく。なのに複雑って、どれだけ贅沢なんでしょうか。前までは良席のチケットが欲しくて欲しくてたまらない。むしろ悪い席なら入りたくないとまで思っていたのに、たった一度のことでこんなにも弱気になってしまいました。

それから当日まで悶々とした気持ちで過ごし、無になる練習なんかをしてました。

いざ当日、ステージサイドでも近いしすぐ近くまでメンバー全員来てくれますがここは比較的冷静でいられました。近すぎず遠すぎず、双眼鏡を覗けば顔が見えて今思えば距離感的にすごくちょうど良かった。しかし初日に翌日入る席の真下を秀太くんを乗せたトロッコが通ることがわかりました。(トロッコが高くないので上から覗く感じ)これは....!ち、近い...!!!こんなの、また絶対に期待してしまう。ダメだダメだ無なんだ私はと自分に言い聞かせ、いざ翌日。

スタンド最前とはいえ、メインステージの距離は前日とそこまで変わらなかった。ただ良く見える!視界良好で最高です。ムビステはメンバーみんなファンサしてるもののスタンド上段を見ていたので特に何もなく、そのスタンドにファンサしてる秀太くんの微笑みに勝手にクラクラしてました。なんて柔らかい笑顔で手を振ってるんだ、あそこにいるのは天使だ...ファンサしてる秀太くん、好きだなあ...こっちまで笑顔になりました幸せでした。

では肝心のトロッコ。真下を覗けば秀太くん(とにっしー)がいます。いるんですが、ずっと後ろ姿でしたw多分トロッコが低すぎて上まで見えないからほとんどアリーナの方向いてたと思います。頭の形も髪の毛までも可愛いなんて新たな発見。無になろうと練習までしてたくせにいざとなるとやっぱりファンサが欲しい。少しのチャンスも見逃さずうちわで猛アピールしましたが何もなし。あれ、けどそこまで落ち込んでないな、まあ仕方ない。くらいで済むぞあれ??と困惑する私。やっぱり期待しないって大切だなと実感しました。もうそこで完全に諦めて最後まで純粋にライブを楽しめました。ああ、もう何もないんだなと思った時からの方がなんだか楽しかった気がする。終盤でしたけど。

そして最後の最後挨拶でステージ端に来てくれた時に気づいてくれてすんっごい笑顔で手を振ってくれました。奇跡。ビジネススマイル最高!!!!!

 

結局何が言いたかったかというと、ファンサとは奇跡なんです。そうそう起きるはずがない、それが奇跡。絶対にファンサをもらえる席なんて一般的なコンサートではありえない。考えたらわかる事なのに冷静さを失っていた私にはわからなかった。今回の激戦公演に入れたことがもはや奇跡なのにファンサを期待するなるておかしな話です。8000人以上の人がいる中でうちわを見てもらえる、目を見てもらえる、笑顔で手を振ってもらえることのすごさを今回初めて心から感じる事が出来ました。もう良席もイマイチな席もファンサなしもまるで怖くありません!どんな席でも相棒で満足するまで秀太くんを足の先から髪の毛一本まで舐め回すように見続けてやろうと思います。(怖い)秀太くん愛してるよー!

次参戦予定のドームライブの前に来月のアジプロが迫って来ている。嬉しい悲鳴が止まりません。それまで体力と秀太くん大好きパワーを温存してアジプロでは秀太くんのようにぶちかましてやろうと思います!!

 

長いしくだらないし自己満しかないこんな記事をもし読んでくれる方がいたら本当にありがとうございます。